日本国内の車業界とバイク業界の比較
日本国内では、若者の車離れも叫ばれていますが、それ以上にバイク離れが進んでいます。 その理由は、収入が低下した若者が、用途が限られるバイクを購入することを望まないからです。
確かに、バイクは車よりも安く、軽自動車を購入する費用を出せれば、高級大型バイクを購入できます。 しかし、車なら移動だけでなく、荷物を載せたり複数人で出かけたりするのに便利で、実用的です。 そのため、移動手段を購入するとしても、わざわざ不便なバイクを購入しません。
その影響で、車業界より、バイク業界の方が立ち位置が厳しいと言えます。
もっとも、車業界は低価格をアピールするようになっているのに対し、バイク業界は中高年ライダーをターゲットに、高性能で高価格帯のバイクを積極的に投入しています。
つまり、高年齢の、十分にお金を支出できる層をメインターゲットにしてきているということです。
そのため、両業界は狙っているターゲット層が異なっていると評価できます。